18歳になったらクレジットカードが持てるらしいんだけど、イマイチよく分からないんから不安なんだよね~
18歳になって高校を卒業すると、クレジットカードを持てるようになります。
非常に便利なクレジットカードですが、仕組みが分からず作成をためらっている人も多いはず。
そこで大学生でも分かるようにクレジットカードについて解説していきます。
・クレジットカードって便利だけど、どんな仕組み?
・クレジットカードとプリペイドカード、デビットカードの違いは?
・クレジットカードにはいろんな種類があるけど何が違うの?
クレジットカードは本当に便利でお得です。「分からない」を理由に作らないのはもったいないよ!
クレジットカード=「信用」によって後払いができるカード
クレジットカードとは、その名の通りカードの持ち主の信用(credit)によって後払いで商品の購入などができるカードです。
「信用」と言っても、クレジットカードの申し込みの時に審査があるだけです。
審査を通過した後は、購入時にクレジットカードを使用するだけで、簡単に商品を購入できます。
代金は後日にまとめて銀行口座から引き落としされます。
使用に伴う手数料はお客さん側では無く、お店側が負担します。
なので、普通にクレジットカードを使って、得することはあっても、損することはありません。
クレジットカードとプリペイドカード、デビットカードの違い
クレジットカードと似たようなカードにプリペイドカードとデビットカードがあります。
三者ともカード一枚で決済ができるという点では同じです。
では何が違うのか?
大きくは、「支払い方法」が異なります。
クレジットカード | デビットカード | プリペイドカード | |
---|---|---|---|
支払い方法 | 後払い | 即時支払い | 前払い (チャージ) |
利用限度額 | 設定金額 (口座残高以上) | 口座残高 | チャージした金額 |
申込時の審査 | あり | 基本的になし | 基本的になし |
特典・サービス | 多い | クレジットよりは少ない | ほとんどない |
こんな人におすすめ | 便利でお得に カード決済をしたい | カードの使い過ぎが 不安 | とにかくカード決済が したい |
クレジットカードの方が発行に審査が必要ですが、サービスやメリットが多いです
デビットカードとプリペイドカードは基本的に申込の審査が無いので、年齢さえクリアできれば誰でも発行できます。また、支払い方法が即時支払い or チャージなので使い過ぎの心配もありません。
しかし、クレジットカードと比較して、付随する特典やサービスが少なかったり、ポイント還元率が低かったりします。
クレジットカードの発行審査を通過できるのならば、デビットカードやプリペイドカードを選ぶメリットはほとんどありません。(クレジットカードで使いすぎが不安ならばあらかじめ限度額を下げておけばOK)
クレジットカードの方が圧倒的にお得で便利です。
いろんなクレジットカードがあって分からない。国際ブランドと発行会社
例えば、楽天カードマンで有名な楽天カード。
楽天カードだけでも、カードランクで10種類、交際ブランドとの組み合わせも考えると25種類存在します。
このように世の中にはさまざまなクレジットカードが存在します。
しかしすべてのクレジットカードは
- 国際ブランド
- 発行会社
- カードランク
この組み合わせで決まります。
国際ブランド
お店のレジなどでこのような表記を見たことがありませんか?これが国際ブランドです。
国際ブランドは、決済機能(サービス)を提供します。
国際ブランドによって使用できるお店が変わります。
例えば上記の画像のような表記があるお店では、7つの国際ブランドのカードで支払いが可能です。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- アメリカンエキスプレス
- ダイナースクラブ
- 銀聯カード
特にこだわりがなければ、国際ブランドはVisa、Mastercard、JCBのいずれかがおすすめです。
この3ブランドならば日本国内でカードが使えなくて困ることはほとんどないでしょう。
海外での使用も考えるならば、VisaかMastercardが便利です。
海外だとJCBが使えないお店も多く不便です。(JCBは日本のカード会社です)
豆知識➀│JCBが使えるお店では、JCBとの提携によってアメリカンエキスプレス、ダイナースクラブ、
銀聯カードも使用可能。
しかし、全てのお店で使えるわけではないので注意が必要です。
豆知識➁│VisaとMastercardは自社カードを発行していない。
よく聞くJCBカード、Visaカード、Mastercard、この中で実際に存在するのはJCBカードだけです。
JCBは自社カード(プロパーカード)を発行しているので、「JCBカード」は存在します。
一方で、VisaとMastercardは自社カードを発行していません。
つまり「Visaカード(Mastercardのカード)」=「どこかの会社が発行した、国際ブランドがVisa(Mastercard)のカード」ということになります。
発行会社
発行会社は、国際ブランドから決済機能を借りて、実際にカードを発行する会社です。
- 三菱UFJ
- セゾン
- 楽天
- イオン
…etc.
発行会社によって、
- ポイント還元率
- 特典
- サービス
- 付帯保険
などが変わります。
基本的には還元率が高いカードか、
自分がよく購入や使用する会社が発行しているクレジットカードを選ぶのお得です。
カードランク
カードランクによって、年会費とサービス・特典が変わります。
一般的にカードランクは、
- 一般
- ゴールド
- プラチナ
- ブラック
に分けられます。
カードランクが上がるほど、年会費とサービスの質が上がります。
学生や初めてのクレジットカードなら、一般カードもしくは年会費数千円のゴールドで十分です。
プラチナカードとブラックカードは招待制のものも多いので、こちらから希望して発行してもらえるものではありません。
豆知識➂│唯一のブラックカードとも呼ばれるアメックスブラック(正式名:センチュリオンカード)は入会金55万円、年会費38万円がかかります。
アメックスブラック…
真のお金持ちのみが持つことを許されるカード…
豆知識④│カードランクはあくまでステータスのことを指します。カードランクには明確な定義があるわけではありません。
カード本体の色が黒かったり、カードの名前に「ブラック」が入っているからといって、カードランクがブラックカードになるわけではありません。
まとめ│クレジットカードとは?
大学生でも分かるようにクレジットカードの仕組みと種類について解説しました。
●クレジットカードとは、
申込みの審査(信用の審査)が通れば、後払いで買い物ができるカード
●クレジットカードとプリペイドカード、デビットカードの違い
クレジットカード⇒後払い
デビットカード⇒即時払い
プリペイドカード⇒前払い
●クレジットカードの種類は、国際ブランド×発行会社×カードランクの組み合わせで決まる。
国際ブランド:使用できるお店が変わる
発行会社:サービス・特典が変わる
カードランク:年会費とサービス・特典が変わる
「クレジットカードの仕組み」が分かったら次は
大学生にクレジットは必要か?を考えていきましょう!
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