自分の時間単価知っていますか?時間とお金の費用対効果の考え方

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「あなたの時間単価はいくらですか?」

あなたはこの質問に答えることができますか?

時間単価の考え方は経済的に豊かになるためにとても重要な考え方です。

自分の時間単価を知っておくと
・そのアルバイトが割に合っているか?
・日常生活における節約の線引き
などを考える手助けとなります

目次

「時間単価」とは?

「あなたの時間単価はいくらですか?」

こう聞かれて即答できる人はそう多くは無いと思います。

では、この質問ならばどうでしょうか?
「あなたのアルバイトの時給はいくらですか?」

これならすぐに答えられる人も多いと思います。
質問の内容はどちらも自分の時間単価についてです。

時間単価とは、自分が時間当たりいくら稼げるかを示したもの=つまりは自分の時間の価値です。

自分の時間単価を計算してみる【=アルバイトの真の時給を知る】

まずはあなたの時間単価を計算してみましょう。計算方法は簡単です。

【1日のアルバイト代(円)】÷【アルバイトのために家を出発してから帰宅するまでの時間(h)】
=あなたの時間単価(円/h)
です

例えば、時給1000円のアルバイトを3時間するために
10時に家を出て、出勤して着替えを終え、11時から14時まで働き、着替えて15時に帰宅。
この場合の時間単価は
3000円÷5時間=600円となります。

日にちによって勤務時間などがバラバラになる場合は、1週間や1ヵ月単位で同じ計算をし、平均を出してください。

本来の労務における時間単価の計算は
時間単価=毎月支払われる賃金÷月平均所定労働時間
で表されるのですが

真の時間単価を計算するためには、労働時間に通勤・準備時間をプラスして計算します。

どうですか?思っていたよりも自分の時間単価って低くないですか?

私自身の学生時代の時間単価は、時給1200円、8時間労働/回、通勤・準備に往復1時間半で1010円でした。

時間単価を知ると何ができるか

では、自分の時間単価が分かったところで何がいいのかというと

・節約行動の理論的な判断基準となる
・自分の時間の価値が分かるので、無駄に過ごす時間が減る

といった効果があります。

先ほどの例をとって時間単価 600円/時間の場合で考えてみましょう。
時間単価 600円/時間=10 円/分です。

節約行動の判断基準となる

時間単価を知っていると、節約行動が意味のある節約か、それとも時間の無駄かの判断基準となります。

よく「10円安い卵を買うために隣のスーパーまで走るのは時間の無駄だ」と言われますが、「じゃあいくら安かったら隣のスーパーまで行くべきなの?」と考えると思います。この判断基準を明確にするためには自分の時間単価の考え方が必要です。
10円安い卵を買うために、5分離れたスーパーにいくことは自分の時間50円分を使うことになるので、結果的に40円分損をしてしまうことになります。

他にも例を挙げると、
・高速代に600円使って、1時間半の時間短縮になることは節約
・安いお店で家電を買うために、3時間かけてお店をめぐり、5000円安く買えたことは節約
・50円安い商品を買うかどうかを、10分悩むのは時間の無駄

このようにその節約のために掛ける時間が、しっかりと節約になっているのか、それとも時間を使い過ぎているのかは時間単価から分かります。

無駄に過ごす時間を減らせる

時間単価の考え方を身に付けることで、今まで無駄に過ごしてきた時間を減らしメリハリをつけることができるようになります。
1時間で600円を稼ぐことができるのならば、興味も無いスマホゲームや動画に1時間も時間を費やすことは、600円を無駄にしているのと同じことになります。(時間の浪費は良くありませんが、リフレッシュするための時間の消費は大切です!)
このように「時間」という概念に価格を付けることができるようになり、無駄に過ごす時間が勿体ない!と感じられるようになります。

時間単価を上げる方法

それでは、自分の時間単価を上げるにはどうしたらよいのでしょうか?
アルバイト収入の時間単価を上げる方法は3つです。

➀時給を上げる
②通勤・準備時間を減らす
③1回の勤務時間を長くする

私自身これを意識することによって、時給1200円、8時間労働/回、通勤・準備に往復1時間半で時間単価は1010円と比較的高い時間単価を得ることに成功していました。

➀まずはアルバイトの時給を上げるのが一番分かりやすいです。
しかし今以上の条件で、今以上の時給のアルバイトなんてそんなに簡単に見つかるものではないですし、あったらすでに変えてますよね。
時給上げること以外で考えてみましょう。

②準備時間(通勤・着替え)に時間がかからない場所にする
時給1000円のアルバイト3時間をするために、通勤と準備に➀片道30分かけるのと➁片道1時間かけるのとでは時間単価には150円も差が出て、➀の場合750円、➁の場合600円となります。

③1回の出勤での勤務時間を増やす
前述の準備時間が原因で時間単価が減少してしまうことは仕方のないことですが、
アルバイト1回の勤務時間を長くすることで、この準備時間の影響を抑えることができます。
時給1000円のアルバイトを3時間するために、通勤と準備に片道1時間かかってしまっていては時間単価は600円になってしまいます。
しかし1回の勤務時間を3時間から8時間にすれば、時間単価は800円に上がります。

準備時間は短く、1回の労働時間を長くすることで時間単価を効率的に上げることができます
(両方の条件がそろっているバイト先を探すのはなかなか難しいと思うので、両者のバランスを考えましょう)

他にも注意する点は、
・勤務時間外でアルバイトのために行動している時間がないか見直す
・まかないや廃棄品につられない
飲食のアルバイトのまかないや、コンビニバイトでもらえる廃棄品はお金が無く育ち盛りの学生には非常にありがたいです。しかし、まかないや廃棄品がバイト選びの目的になっていませんか?
まかないや廃棄品はあくまでおまけであること忘れないで下さい。
もちろん自炊が苦手で、「家で食べようとするとスーパーのお惣菜や外食が多くなってしまう」という人にとっては有益になる場合もあります。


僕は働くのは得意だからね!
何でもいいから時間単価が高くなるアルバイトを探してみるよ!

現在の時間単価を高めることも大切だけど、将来の自分の時間単価を上げられるような経験を得ることはもっと大切だよ。
長い目で見たときに学生時代のアルバイトの経験はかけがえのない体験になるはずだよ

まとめ

・時間単価とは自分の時間の価値である
・まずは自分の時間単価を知る
・時間単価を考えて行動する
・自分の時間単価を上げる

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